リモートワークでの悩みはありませんか?
チャットツールって…..
コロナ禍の今、出社勤務からリモートワークに変わった方が多いですよね。
リモートワークについて、個別面談を通して私が皆さんから良く聞く言葉です。
「リモートワークになり、すごく楽です」
「通勤時間がなくなり、ゆっくり寝られます」
「自分の時間が有効活用できるようになりました」
という様に、当初はプラス面のお声ばかりでした。
しかし、2年以上もリモートワークが続いて変化が。。
「生活にメリハリがなくなっています」
「動かないため体重増加、体力も落ちました」
「誰とも話さない日が続きます」
「仕事のやり取りでコミュニケーションがとりづらくなっています」
…などが非常に多いです。
中でも、今までは対面でコミュニケーションをとるのが当たり前になっていたものが、直接の会話がなくなった事による問題が増えてきました。
今回はこの「チャットツール」について書いてみようと思います。
チャットツールの種類は様々ですが、チャットでの会話でこんなことを感じる人が増えている様です。
・相手の言葉がキツい
・(相手の言葉を受けて) 自分が何か悪いことをしたか?
・感じ悪い
・話したくなくなる
という具合です。
始めは最小限の悩みが、度重なるごとに最大級に気になって来た、という話しも聞きます。
自分もそう、と思い当たる人、多いのではないでしょうか。
その様な事を聞いた時、以下の様にお話ししています。
リアル会議での発言は、表情、声の調子、様子も見える場での発言です。
それに対し、チャットは視覚化できず文字だけ。しかもこの言葉は自分(またはチャットの参加者)に向けられた言葉とわかるため、会議で発言している言葉に比べ、発言者の感情や意思が直接的に伝わってくることになります。
そして、
「人は書きたい様に書くし、受け取りたい様に受け取る」のです。
形式ばったメール文などに比べ、簡潔で短い表現になりやすいチャットの言葉の表現に、
「大きく左右されない、悩み過ぎないでくださいね」
とお話ししています。
実際、チャットのやり取りの相手の言葉を考え過ぎて悩み、仕事が進まなくなってしまいました。
嫌になってきました、という声もありました。
書く側は
・感情的にならない
・感情的になりそうな場合は、時間をおき書いた言葉を見直す
・受け取る人のことを考える
受け取る側は
・ひと言ひと言に過剰に反応しすぎない
・内容の要件を優先し、感情は受け取らない努力をする
・やり返さない
という様に、お互いへの配慮と理解が必要だと思います。
チャットツールは便利ではありますが、相手の情報は視覚化されている文字だけ、
ということを忘れないでくださいね。
関連記事はありません